[3Dゲームの感想] リッジレーサー7 3D License Ver.
10月1日(実際には9月30日でしたが)に配信が開始された「リッジレーサー7 3D License Ver.」をプレイしました。
「リッジレーサー7 3D License Ver.」は Playstation Store の「リッジレーサー7追加アイテム」から購入できます。
「リッジレーサー7 3D License Ver.」をインストールした状態で「リッジレーサー7」を起動すると、3Dモードで起動するかどうかを聞く画面が出るので、そこで「はい」を選択すると3Dモードで起動することができます。
まず比較のために2Dモードからやってみました。
約4年振りに起動しましたが、1080p/60fpsで動作する本作は今でも十分に美麗といえるグラフィックです。
ゲームプレイについては、ドリフトさえ出来れば基本的にどんなコーナーでも曲がれてしまうので、久しぶりのプレイでしたがすぐにレースを楽しめました。たまにサクッと楽しむには最適なゲーム性ですね。
続けて3Dモードでのプレイ。
オープニング画面やメニュー画面は3D化されていないため、起動してしばらくは3Dかどうか分かりません。
3D化されているのはレースに入る前のマシンセレクト画面とレース画面です。
3D感は基本的に奥行き方向のみで、飛び出し感を感じることはありませんでした。
観客スタンド前で紙吹雪が舞う演出があるのですが、そこでも手前に飛び出してくるような感じはありませんでした。
スピードメーターなどの表示が最も手前にあって、その奥にゲーム画面があるという感じです。
奥行き方向の3D感は確かに感じられ、次のコーナーまでの距離が計りやすくなるというゲームプレイ上の恩恵も感じられました。
そして、3D立体視の品質ですが、残念ながらあまり良いものではないように見えました。
一番の問題は、原因はよくわからないのですが、車の輪郭やコース上の白線などが2重3重に見える現象が頻繁に起こることです。
最初「この現象はテレビかメガネの問題か?」とも思ったのですが、後で他の3D立体視ゲーム(「STAR STRIKE HD」「MotorStorm: Pacific Rift Demo」「WipEout HD」)をやってみたところこのような現象は起きなかったので、どうやら「リッジレーサー7 3D License Ver.」特有の問題のようです。
3D立体視対応は視点を増やすだけの簡単なものかと思っていましたが、タイトルによってこのような品質の差が起こるということは、なにかしら3D品質を左右する技術的要素があるということなのでしょうね。3Dは奥が深いです。
あともう一つの問題としては、多くのタイトルで起こることではありますが、2D時と比較してフレームレートが低下するということです。
マシンセレクト画面は3Dモードでも60fpsなのですが、レース画面になるとフレームレートがある程度低下してしまうようです。
このような問題もありますが、3Dモードには2D時では感じられない臨場感があるのは確かです。
気分によって2Dと3Dを使い分けるのがいいんじゃないかと思います。
今回の3D立体視対応はいまだに色褪せない魅力を持つ「リッジレーサー7」に改めて触れるいい機会です。
「リッジレーサー7」を持っている方は久しぶりに本作を引っ張り出して遊んでみてはいかがでしょうか。
[関連リンク]
RIDGE RACER7 リッジレーサー7 3DLicenseVer_ バンダイナムコゲームス公式サイト
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